白おふかしは、お盆やお彼岸、法要のときなど、意外と登場する機会が多いもの。
このようなお料理ができるようになると、非常に自信がつきます。
もち米の場合は、炊いたのち冷めると、とても固くなってしまうので、それを防ぐために豆の煮汁を使います。
これは、お赤飯のときも同様で、小豆の煮汁を使ってもち米を炊くことによって、冷めた後でも、ご飯が固くなり難くなります。
なので、大福豆の煮汁は絶対に捨てないでください。
それから、おふかしの時の水の量は、「もち米3合に対して2.5合の水」という割合を覚えていると便利です。
今回は、2.5合の水のうち、1.5合を豆の煮汁にしています。
また、大福豆は、「黒豆の甘煮」の時のように、何時間も水に浸しておく必要はありません。
そういうわけで、取り掛かりから1時間もかからずに「白おふかし」は出来てしまうのです。
圧力鍋 (うちで使ってる圧力鍋はコレだよ)
大福豆 43g
もち米 3合
水(煮豆用) 3合
酒 大さじ1
塩 小さじ1
まず、大福豆を煮ます。
大福豆をサッと洗い、圧力鍋に入れます。
そして、水3合(540cc)を加えて、蓋をします。
圧力鍋に火をかけて、圧がかかるまで待ちます。
圧がかかったら、弱火にして5分待ち、火を止めます。
火を止めた状態で、そのままさらに5分間蒸らした後、圧力を抜きます。
圧力鍋をあけて、煮豆と煮汁を取り出します。
このとき、豆の煮汁を絶対に捨てないでください。
これで、煮豆の方はできあがり。
つぎに、もち米を研ぎます。
研いだもち米を圧力鍋に入れます。
そして、先ほどできた大福豆の煮豆を混ぜます。
ここで、豆の煮汁1.5合と水1合を合わせたものを加えて混ぜます。
これに酒大さじ1、塩小さじ1を加えます。
圧力鍋に蓋をして、火にかけて圧がかかるのを待ちます。
圧がかかったら、弱火にして、そのまま5分待ちます。
時間がきたら、火を止めて下さい。
そのまま、圧が完全に抜けるのを待ちます。
蓋をあけてよく混ぜます。
これで、白おふかしの出来上がりです。
1食160gあたり
タンパク質: 4.54g
脂質: 0.62g
炭水化物: 47.61g