白おふかし

2019年7月14日

 白おふかしは、お盆やお彼岸、法要のときなど、意外と登場する機会が多いもの。
 このようなお料理ができるようになると、非常に自信がつきます。

 もち米の場合は、炊いたのち冷めると、とても固くなってしまうので、それを防ぐために豆の煮汁を使います。
 これは、お赤飯のときも同様で、小豆の煮汁を使ってもち米を炊くことによって、冷めた後でも、ご飯が固くなり難くなります。
 なので、大福豆の煮汁は絶対に捨てないでください。
 それから、おふかしの時の水の量は、「もち米3合に対して2.5合の水」という割合を覚えていると便利です。
 今回は、2.5合の水のうち、1.5合を豆の煮汁にしています。

 

 また、大福豆は、「黒豆の甘煮」の時のように、何時間も水に浸しておく必要はありません。
 そういうわけで、取り掛かりから1時間もかからずに「白おふかし」は出来てしまうのです。

白ぶかし

(道具)

 圧力鍋 (うちで使ってる圧力鍋はコレだよ)


(材料)

 大福豆  43g

 もち米   3合

 水(煮豆用) 3合

 酒     大さじ1

 塩     小さじ1


(作り方)

 まず、大福豆を煮ます。
 大福豆をサッと洗い、圧力鍋に入れます。
 そして、水3合(540cc)を加えて、蓋をします。
 圧力鍋に火をかけて、圧がかかるまで待ちます。
 圧がかかったら、弱火にして5分待ち、火を止めます。
 火を止めた状態で、そのままさらに5分間蒸らした後、圧力を抜きます。

 

 圧力鍋をあけて、煮豆と煮汁を取り出します。
 このとき、豆の煮汁を絶対に捨てないでください。
 これで、煮豆の方はできあがり。

 

 つぎに、もち米を研ぎます。
 研いだもち米を圧力鍋に入れます。
 そして、先ほどできた大福豆の煮豆を混ぜます。
 ここで、豆の煮汁1.5合と水1合を合わせたものを加えて混ぜます。
 これに酒大さじ1、塩小さじ1を加えます。

 

 圧力鍋に蓋をして、火にかけて圧がかかるのを待ちます。
 圧がかかったら、弱火にして、そのまま5分待ちます。
 時間がきたら、火を止めて下さい。

 

 そのまま、圧が完全に抜けるのを待ちます。
 蓋をあけてよく混ぜます。
 これで、白おふかしの出来上がりです。


 

(栄養)

1食160gあたり

タンパク質:  4.54g

脂質:     0.62g

炭水化物:   47.61g